お買い物の動機は”感情”?!「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?」

BOOK

“それだけを購入するのだ。”

買い物の本質はこれ、というシンプルな結論。

最近読んだ本に書かれていたことです。ここまで言い切ってもらえて、爽快でした。

「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?これからを幸せに生き抜くための新・資本論」山口揚平 ダイヤモンド社(2013)

モノに価値がなくなってきていると言われていますが、それなのに相変わらずモノは増え、それを処分するための新しいスキルが続々と提供されています。

”人がモノを買う動機は感情だ。”

ウキウキ、ワクワク、うれしい、楽しい、気持ちいい。

消費行動の本質はここにあると知れば、なるほど!納得です。

“感情は時間とともに流れ落ち、本当に必要なものだけが頭と心に残る。”

買って帰ってしばらくすると、モノから感情が消える。ゆえに、新しい感情を求めて、人はまたモノを求める(捨てない限り、必然的にモノはドンドコ増える)、という循環が見えてきました。

今や世界中で大ヒット、こんまりさんの ときめきメソッドは、ここら辺の本質を見抜いていたのだな、という気づきもありました。

ちなみに、なぜピカソは?という興味をひくタイトルですが、その解説も、本文の中できちんと書かれていて、これだけでも、手にとって良かった!と十分満足できる本でした。

あね

投稿者プロフィール

F姉妹
F姉妹
広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
詳しいプロフィールはこちら
タイトルとURLをコピーしました