特別展「原田裕規:ホーム•ポート」@広島市現代美術館

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散歩がてら 出かけてきました。
さっと行って、さっと帰るつもりが…

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広島市現代美術館
特別展「原田裕規:ホーム•ポート」

2024年11月30(土)ー2025年2月9日(日)

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チラシの写真からは何の展示なのが想像がつかず。それもあって、観に行くきっかけがないまま、会期が迫ってギリギリでの鑑賞となりました。

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以下、解説レジュメとアートナビゲーターによる展示解説の受け売り(ネット情報含む)から

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◎原田裕規(はらだ ゆうき)
広島県出身、東京藝大出身、現在、ハワイを活動拠点とする現代アーティスト

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(広島出身だからと言って、ローカルアーティストじゃないよ)

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◎チラシの写真
入口で流されているCG映像の作品がイメージされているようでした。

(色彩が変化する定点観測的な?ただし、これは個人的な感想)
タイトルの「ホーム•ポート」は母港を意味します。

(そうと知ると、展覧会のイメージがわく)

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◎現美との縁
現美は、原田が子どもの頃から通っていた馴染み深い美術館。
作品「光庭」は地下展示室にある光庭を眺める、というコンセプトで描かれている。

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実際に同じ場所に椅子が置いてあり、座ることもできる。

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(座ってもガラスは透明ではなく、絵のようには視界は抜けない。あくまでも想像の世界)

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◎写真の山
原田の私物、と言っても自分で撮影したものではなく、遺品回収業者から(選別後、価値がないとされたものを)引き取ったもの。

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その写真を原田が一枚ずつ手に取り、24時間見続けるというパフォーマンスが映像作品として展示。

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さらに来館者がその写真を手に取ってながめることで、誰かに見てもらえるという新たな価値が生まれる、というコンセプト。

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(では、価値のある写真とは?それは、電車とか建物とか、時代的にレアなものが写っているものだそうです)

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◎中学三年の時の絵、2点
ひとつは錦帯橋。もうひとつは近所にあった終末期医療のための病棟を描いたもの。

それを裏向きにして枠に張っているのは、出来栄えが気に入らなくてそのようにしたものだそう。

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(芸術家は捨てないのだ)

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◎入ってすぐの、人が喋っている映像もCG

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ハワイで使われている、移民文化が影響した独特の英語が聞こえくる。

タイトルのシャドーイングは、日系アメリカ人の朗読を、原田が追いかけてしゃべっていることから付けられている。

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(英語学習者なら「シャドーイング」言われるとピンとくる)

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◎33時間19分のナレーション映像

作品「Waiting for」は、ゲームの世界でよく見られる現実感のない風景のアニメーション映像。

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原田はこれに地球上の生物名を列挙するナレーションを付けている。

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(人間ヒューマン、もあるそうで、それに遭遇した人はラッキーですよと言われて、しばらく見たが、出てこなかった。残念)
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さっと観て、さっと帰るはずが、アートナビゲーターによる展示解説「ナビツアー」に遭遇。

なんとなくついて回ったことで(最後まで)、ずいぶん長居をしてしまいました。

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(結局いつものこと)

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あね

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F姉妹
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広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
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