エッセイ紹介『風と共にゆとりぬ』朝井リョウ著

BOOK

ハード本で重いのを覚悟で、移動中に読む本を本棚から迷わずピックアップ。

次女が最初から最後まで面白い!と、大絶賛していた本です。

文藝春秋

カバーは外して持って行きました。

とにかく!すっトボケたことがたくさんあって、めちゃ面白い‼︎

(⌒▽⌒)!

静かな新幹線の座席で、ヒクヒク笑いを堪えるのが大変でした。

そんな中、さすが作家さん!言語化がうますぎると思ったのは、子どもと大人の成長の違いについて触れているところ。

エピソードは、学生時代の友人が海外へ行くから「日本でやり残したことを最後にやらせてあげよう」という送別会の話でした。カラオケ好きの友人に生バンドを従え歌わせてあげるというもので、著者も熱唱したそうです。後日、自分の歌う姿の写真を見ての気付きが、’能動的成長期’!!

話せるようになる、歩けるようになる等の何をするでもなく訪れる成長期を受動的な成長期。

それが終わってしまうと、必要か不要かは、とりあえず置いておき、何かしらの初体験に手を伸ばす、そうしなければ自分の輪郭は変わっていかない。

それを、能動的成長期と表現していました。

“大人になると、初めて体験することが減っていく。”

いやはや、本当にその通りですよね〜。

elly

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F姉妹
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広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
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