“それだけを購入するのだ。”
買い物の本質はこれ、というシンプルな結論。
最近読んだ本に書かれていたことです。ここまで言い切ってもらえて、爽快でした。
モノに価値がなくなってきていると言われていますが、それなのに相変わらずモノは増え、それを処分するための新しいスキルが続々と提供されています。
”人がモノを買う動機は感情だ。”
ウキウキ、ワクワク、うれしい、楽しい、気持ちいい。
消費行動の本質はここにあると知れば、なるほど!納得です。
“感情は時間とともに流れ落ち、本当に必要なものだけが頭と心に残る。”
買って帰ってしばらくすると、モノから感情が消える。ゆえに、新しい感情を求めて、人はまたモノを求める(捨てない限り、必然的にモノはドンドコ増える)、という循環が見えてきました。
今や世界中で大ヒット、こんまりさんの ときめきメソッドは、ここら辺の本質を見抜いていたのだな、という気づきもありました。
ちなみに、なぜピカソは?という興味をひくタイトルですが、その解説も、本文の中できちんと書かれていて、これだけでも、手にとって良かった!と十分満足できる本でした。
あね
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