小説紹介『三千円の使い方』原田ひ香著

BOOK

原田ひ香さんの本の大ファンです。

大ファンと言いつつ、代表作の『三千円の使い方』、ようやく読みました!

今回も面白かったです。

^o^

大学卒業後、一人暮らしをする社会人の美帆。

その姉、結婚して子育て中の真帆。

その祖母、73歳の琴子。

琴子にとっての嫁で、2人にとっての母の智子。

家族それぞれが主な主人公で話は展開していきます。

家族とはいえ、お金の使い方は様々で、貯金額も大きな差があり、興味深いです。

最も現実的にぞっとしたのは、娘たち(短大&四年制大学)の授業料を支払った後の智子の貯金額!

800万→百万弱…。

“指の間からさらさらとこぼれるようにお金が出て行き、気がついたら、百万弱のお金しかない。”

さらさらと、ありそうな事で無くなってる。怖すぎる。

そして、さらに怖いのは、最後の解説:垣谷美雨さん!

経済格差ゆえに、学生時代の親友とは一緒に旅行はできなくなったという話。感覚の差は歳を重ねるほど、開いていくものなのです。

さて、何はともあれ、しっかりと、家計管理をしなくては!!です。

(-。-;

elly

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F姉妹
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広島市在住の姉妹(あね(姉)とelly(妹))のブログです。身の回りのお気に入り、日々のくらしを紹介します。よろしくお願いします。
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